【季節の手づくり】
おせちが彩る
家族の時間

2017年12月28日(木)

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おせちが彩る家族の時間

今年も残すところあと少し。
町からクリスマスの華やかさが去っていくと、
慌ただしさといっしょにお正月モードがやってくる。

年が改まり、すべてが新しくなる。
その一歩を踏み出す場である、
家族だんらんの食卓を彩るのがおせちです。

基本的な食材を使った昔ながらの美味しさに心地よさを感じ、
料理に込められた思いにはふっと笑ってしまう。
そんな一日の始まりを誰しもが経験したことが
あるのではないでしょうか。

おせちを作ってみたい・・と思っても
手をかけたご馳走ばかり作れないし、
とあきらめていませんか。
作ってあげたい、作りたいと思うことが大切で
まずはできる範囲の事から始めてみませんか。

おせちの中でも敷居が高そうでいて、
難しい工程はない黒豆作り。
やさしくやさしく思いやる心をもてば、
後は素材と時間にお任せ。

今回は丹波篠山の新豆を使った
黒豆レシピをご紹介いたします。
新豆は古い豆と比べると皮が薄く、
やぶけやすいことが難点ですが、
ふっくらとした大きさと美味しさに驚かされます。
重曹なしで作れることも嬉しいところです。

材料

黒豆(新豆) 200g
お好みの砂糖 200g
しょうゆ 大さじ1
塩 少々
米のとぎ汁 適量
鉄材

作り方

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虫食いがないか確認します。

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水でやさしく洗います。

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米のとぎ汁に少しの塩を混ぜ、
黒豆を約10時間ひたして戻します。

とぎ汁を使うことで豆が戻りやすく、
アクを除きやすくなり、
塩を入れることで皮がやぶけにくくなります。

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戻した黒豆は元の豆より3倍ほどの大きさに

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厚手の鍋を使用します。

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鍋に鉄材と水8カップ、洗った黒豆を入れて
強火にかけます。

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沸いてきたらアクをすくいます。

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水1/2カップの差し水をして
煮立ちを止めます。
再度沸いたら、アクをとります。
これを4回ほど繰り返します。

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弱火にして落し蓋をし、さらに鍋の蓋を少しずらしてのせ、
約3時間煮ます。

この時、落し蓋は紙タオルで代用できます。
水が少なくなったら、黒豆が水面から顔を出さないよう、
水を適量加えます。

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黒豆が手でつぶせるくらいやわらかくなったら

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砂糖を4回に分けて加え、そのつど約10分煮ます。
今回はきび砂糖を使用。

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砂糖を一度に加えると芯まで甘みがしみこみにくく、
皮も破けやすくなるので注意して。

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最後にしょうゆを加えてひと煮させ、火を止めます。

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紙タオルで蓋をし、さらに鍋の蓋をして一晩おきます。

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ふっくらやわらかな黒豆の出来上がりです。

一年健やかでいられますようにと家族を思い、願う。
親から子へと引き継がれる家庭の味。
日本の美しい文化に心を寄せ、
温かな気持ちで新年をお迎えしましょう。

動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。

[2017年12月28日 まる子]